新入社員研修に!チームビルディングに役立つ面白いプログラム・ゲーム事例10選

2022.4.21

新入社員研修に!チームビルディングに役立つ面白いプログラム・ゲーム事例10選
組織活性化のためのキーワードとして「チームビルディング」が注目されています。
チームビルディングとは、単にチームを構築するだけでなく、共通の目標に向かい、組織やチームが一丸となって個々の力を発揮できる体制づくりを意味します。
近年、多くの企業・団体が、チームビルディングのための研修やワークショップを取り入れてきました。
そこで今回は、新入社員研修にも活用できる、チームビルディングを促すためのユニークなプログラムやゲームの事例を紹介します。

チームビルディングがもたらす3つの効果とは

チームビルディングの手法を取り入れることによって、組織やチームにはどのような変化が生まれるでしょうか。
ここでは、実際にどのような効果が期待できるのか、3つのポイントを紹介します。

(1)生産性の向上
チームビルディングのプログラムは、組織やチーム内のコミュニケーションが質・量ともに向上することを目的としています。コミュニケーションがうまくとれている組織やチームでは、問題や改善点が共有しやすくなり、全体の生産性向上につながります。
(2)モチベーションUP
チームの結束力が強まることにより、「チームの役に立ちたい」という気持ちから、メンバーひとりひとりのモチベーションが高まります。
さらに、チームでひとつの目標を達成することにより、さらにモチベーションが上がるという好循環が期待できます。
(3)イノベーションの創出
多様な立場・価値観をもつメンバーがひとつの目標に向かうことで、さまざまなアイデアが表出します。
一人で目標に向かっているときには思いつかなったアイデアが生まれ、さらにそのアイデアを複数のメンバーが検証することにより、組織やチームに新たなイノベーションをもたらします。

チームビルディングに役立つユニークな研修プログラム事例

チームビルディングのために、企業ごとにさまざまな取り組みが行われています。ここでは、実際に行われた研修プログラムの中から、ユニークな事例を紹介します。チームビルディング研修のプログラム検討にぜひご参考ください。

暗闇研修
「暗闇の研修」は、1988年にドイツで誕生し、世界39か国で開催されています。
日本では、トヨタが導入したことで話題を集めました。
その内容はいたってシンプルで、真っ暗闇の中、チームのメンバーで共同作業をするというものです。
暗闇の中でメンバー間で話し合うことによって、コミュニケーション力、発想力、創造力を高めるといわれています。
幼稚園研修
幼稚園で数日間、子どもたちと触れ合うなどサポートを行う幼稚園研修。相手の目線に立って会話する力やトラブル・イレギュラーにも動じない冷静な判断力、関係構築スキルなどが身につくとさまざまな企業で取り入れられています。
チームビルディングに必要な対人スキル向上にうってつけの研修といえるのではないでしょうか。
漫才研修
「漫才研修」は、新入社員同士でコンビを組んで、オリジナルのネタをともに考え、皆の前で漫才を披露するというプログラムです。
企業活動のあらゆるシーンで、相手が何を必要として、自分はそれにどう答えるかという瞬発力が試されます。
漫才研修では、不測の事態でも柔軟かつ冷静に対応できる「度胸」と、他者とともにプロジェクトを組み立てる「協業力」が養われます。
ボランティア・清掃研修
新入社員研修の中にボランティア活動を取り入れる企業が増えています。
特に会社周辺地域の清掃やゴミ拾いなど、地域社会への貢献にもつながるため、CSRとチームビルディングを兼ねた取り組みとして注目されています。
社員同士が「地域社会の課題」を共に体験することによって、共通の責任感がめばえ、一体感を醸成することが目的です。

これらの研修プログラム事例は、「非日常」のシーン設定が特徴的です。
普段の会社生活では体験しえない状況の中で、メンバー間に新しい気付きが生まれ、チーム力が深まることが期待されます。

チームビルディングに役立つ手軽なゲーム事例

チームを結成したばかりの時期や新入社員を迎える時期など、メンバー間の結束力向上のためには早い段階で参加者の緊張を解くことが大切です。
どのような状況でも手軽に取り入れられる、チームビルディングゲームの事例を紹介します。

漢字自己紹介ゲーム
新入社員研修など、初めての人同志が集まる場では、自己紹介のゲームが役に立ちます。
漢字自己紹介ゲームで必要なのは、紙とペンだけです。
自己紹介する人は、自分の特徴を漢字一字で表し、その理由を説明します。
短時間で簡潔に自分を表現する分析力・プレゼン力が求められます。
マシュマロチャレンジ
「マシュマロチャレンジ」とは、乾燥パスタ、テープ、紐、ハサミといった限られた量の材料を使い、制限時間内にいかに高い位置にマシュマロを置くことができるタワーを築けるかをチームで競います。
計画性と役割分担が重要であり、「チームで結果を出す」という達成感が得られるため、チームビルディングでよく取り入れられるゲームのひとつです。
思い出ボード
「思い出ボード」は同期やメンバーの人となりを知るのにとても有効なゲーム。
用意するものはホワイトボードと付箋だけです。
まずホワイトボードに「入社1日目」「出張」など仕事関連のお題をいくつか出します。
チームメンバーは付箋にいずれかのお題に合ったエピソードを書き、ホワイトボードに貼ります。
全員が付箋を貼ったら、付箋の内容をチーム全員で共有し合います。
メンバーが仕事についてどんな考えを持っているのか、どのような経験をしてきたのか。
思い出を語り合うことでチームの結束を深めることができる、チームビルディングにおすすめの取り組みになります。
人狼ゲーム
「人狼ゲーム」とは、人狼(狼)チームと村人チームに分かれて、会話形式で進められるコミュニケーションゲームです。
人狼と村人という立場以外にも、占い師や狩人などさまざまな役割があり、チームプレイが求められます。
交渉や戦略も試されるため、チーム間の結束が高まります。
特別な道具など必要なくルール共有さえできれば取り組めるため、オンラインチームビルディングとしても導入可能です。
特に若い人の間で流行っているゲームでもあるため、新入社員向けの研修に取り入れるとよさそうです。
十人十色ゲーム
「十人十色ゲーム」とは、人はそれぞれ違うということを再認識するためのゲームです。
まず、チームの中からひとり回答者を決め、回答者の好みなどを聞く質問を三択で用意します。
回答者の答えを参加者は予測し、回答が一致すればポイントが加算されます。
相手の好みを推測し、自分のもつイメージとの整合性をはかることで、他者に対する配慮や柔軟性が養われます。
バースデイラインゲーム
「バースデイラインゲーム」とは、誕生日が早い順に並ぶというゲームです。
ポイントは、会話や筆談など、言葉を使ってはいけないということ。
終始無言でジェスチャーのみで、制限時間内に並び終えることがルールです。
言葉を使わないことで、逆に言葉の大切さに気づくことと、言葉を使わないコミュニケーションの可能性を同時に学びます。

ここで紹介したゲームは、事前準備がそれほど必要なく、難しいルールもないため、新入社員研修の隙間時間などに取り入れることも可能です。
まずは、誰でも自然と盛り上がれるゲームで、チームビルディングをはじめることがおすすめです。

簡単に取り入れられるものから導入してみよう

チームビルディングに取り組むことによって、組織に新たな活力が生まれます。
ひとりひとりの生産性やモチベーションが上がることにより、企業の発展のきっかけとなるイノベーションの創出も期待できます。
年度はじめの全体研修や新入社員研修は、チームビルディングの手法にチャレンジするのに最適です。
まずは、気軽なプログラムやゲームから、その成果を検証してみてはいかがでしょうか。

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公開日:2020/07/27 / 最終更新日:2022/04/21

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