宿泊研修とは?メリット、必要性を徹底解説 2022.1.21 モチベーションUP 新入社員向け 生産性UP 研修担当者向け 経営層・管理職向け 社員の能力を向上させる「研修」は、企業が成長するためには不可欠です。最近では研修を実施する際に「宿泊研修」を導入する企業が増加しています。 この記事では「宿泊研修」について解説します。そもそも宿泊研修とは何なのか、利点や施設選びのポイントを含め、基本情報をご紹介。 目次 宿泊研修とはどのようなものなのか 宿泊研修をおこなうメリット、デメリット 研修施設選びのポイント まとめ 宿泊研修とはどのようなものなのか 宿泊研修とは、知識や技能を学ぶため、社員を施設に宿泊させて実施する研修のことです。 宿泊研修の期間は1泊2日や数週間、長い場合は1ヶ月〜半年間以上と企業によってまちまちです。 企業研修に宿泊スタイルを取り入れる目的は新入社員研修や管理職研修、技術研修などさまざま。幅広い目的で宿泊研修が行われています。 関連記事はこちら >【研修担当者必見】開催目的別 おすすめの宿泊研修内容5選 宿泊研修をおこなうメリット、デメリット ここからは宿泊研修を行うメリットとデメリットをみていきます。 宿泊研修をおこなうメリット 宿泊研修を行うメリットは次の4つです。 •集中して研修に取り組める •参加者同士の一体感を高められる •社員のモチベーションが上がる •リフレッシュできる 宿泊研修は普段の業務から離れて特別に実施するため、より研修に集中でき効果を実感しやすくなります。移動時間もなく、時間を有効に使えるのもポイント。 また宿泊研修は寝食をともにするので仲間意識が生じやすくなり、社員の一体感が高まるメリットも。人間関係が良好になると仕事での悩みを相談しやすくなり、社員のモチベーション維持に期待できます。 宿泊する施設やホテルによってはレストランや談話室、テラスや中庭などが利用できることも。いつもの職場とは違う環境で研修を受けられるので、参加者のリフレッシュにも効果的です。施設規模によってアウトドア要素の強いアクティビティなプログラムも組め、研修内容のバリエーションが広がります。 宿泊研修をおこなうデメリット 宿泊研修にはメリットだけでなく、デメリットもあります。宿泊研修のデメリットは次の2つです。 •スケジュールの調整が難しい •費用が高い 宿泊研修の期間は企業によって異なり、数日間行うものから、長い場合数ヶ月実施することも。外部講師を招いて研修を実施する場合、その講師の予定も確認しなければなりません。長期間にわたり宿泊研修を行う場合、研修担当者は念入りなスケジュール調整が求められます。 また施設やホテルを利用するには、莫大な費用がかかります。施設費や宿泊費だけではなく、交通費の負担も考えなければなりません。利用する施設によっては、食事を別に用意する必要もあるでしょう。宿泊研修は通常の研修よりも、費用がかさむ点がデメリットです。 研修施設選びのポイント 時間とコストがかかってしまう宿泊研修。実施するからには、自社の研修プログラムに合った宿泊施設を選びたいものです。ここからは施設選びのポイントをご紹介します。 ① 参加者がストレスを感じにくい宿泊環境を選ぶ 宿泊をともなう研修は、社員を長時間、拘束することになります。宿泊環境に社員がストレスを感じてしまうと、肝心の研修の効果を実感できない可能性が高くなります。したがって社員がストレスを感じにくい宿泊環境が整っている施設やホテルを選ぶことが重要です。 施設の周辺に自然がある環境や大浴場やプールが併設されていると、気分転換を図るのに効果的です。女性社員の参加が多い場合、化粧室が清潔かどうかも重要なポイントになります。 ② 貸し会議室や適切な設備環境があるかどうか 宿泊施設を選ぶ際、「貸し会議室」があるかどうかも大事なポイントです。なぜなら宿泊する施設に貸し会議室が併設されていると、移動の手間が省けるためです。会議室を別に手配する必要がなく、コストを削減できるメリットもあります。 くわえて、研修に必要な設備環境が整っているかどうかも確認しましょう。ホワイトボードやプロジェクター、マイクなどの備品のほか、Wi-Fi環境が整っているかどうかもチェックします。窓のある会議室や空調設備が整っている施設を選ぶと、感染症の予防にも有効です。 ③ 飲食施設が併設されているかどうか 宿泊研修では食事を手配する必要があるため、施設に食堂などの飲食施設が併設されているか、食事サービスを利用できるか確認しておきましょう。施設内にレストラン等があれば、食事を手配する手間が省けますし、研修後に親睦会を開くことも容易になります。 飲食施設が併設されていない場合、施設周辺で食事ができる場所を探す必要があります。施設の近くにない場合、弁当やケータリングを用意しなければなりません。このような手間を省くため、施設内に飲食施設があるかどうか事前にチェックしておくことをおすすめします。 まとめ 今回は宿泊施設とはなんなのか、メリットやデメリットのほか、施設選びのポイントをご紹介しました。 宿泊研修は会社内で行うよりも新鮮な気持ちで臨め、研修効果をより実感できるしょう。また社員同士の親交を深める機会にもなり、今後仕事をする上で必ずプラスになります。 今回ご紹介した施設選びのポイントを参考にして、自社に適した宿泊研修を導入してください。 関連記事 >参考にしたい!コロナ禍で合宿研修を開催する際の施設選びのポイント >宿泊研修の施設選びに悩んだら!参加者に好評なアクティビティ・設備一覧 >【労務管理のポイント】こんな時どうなの?研修合宿で時間外のレポート作成。残業代は? CO-MITでは、様々な目的から全国で研修・合宿施設の検索が行えます。 >研修合宿施設検索サイト「CO-MIT(コミット)」で施設検索する! また、ご希望の研修合宿を一括手配する「専門家に相談」サービスもご用意しております。 ホテルや研修センターをはじめ、全国のさまざまな施設と緊密に連携。研修や合宿の目的・日時・参加人数などを踏まえ、プロの視点から最適な施設および備品等の選定・提案・手配を進めます。 ぜひお気軽にご利用ください。 > 専門家に相談する! 記事一覧へ
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