宿泊研修の施設選びに悩んだら!参加者に好評なアクティビティ・設備一覧

2020.8.7

宿泊研修の施設選びに悩んだら!参加者に好評なアクティビティ・設備一覧
宿泊を伴う研修は、社員間の親睦を深めたり、オフィスとは異なる環境で様々な意見や新しい考え方を共有することができ、スキルアップだけではなく、コミュニケーションの活性化や、モチベーションの向上にも効果があります。

また、研修にアクティビティを取り入れることで参加者自身がリフレッシュでき、さらに、参加者同士のコミュニケーションや交流にも一役買います。宿泊研修の効果や参加者の満足度を得るためには、研修担当者の施設選びにかかっています。

今回は、施設選びに役に立つ、参加者に好評なアクティビティと設備について紹介します。

宿泊研修の施設タイプ

宿泊を伴う研修は、人数や目的によって適した施設タイプは異なります。ここでは2つの施設タイプを紹介します。

研修特化型ホテル
通常のホテルとは異なり、研修に必要な設備が整っているのが研修特化型ホテルです。
研修の目的や人数に合わせて選べる会議室がいくつか準備されているケースが多く、食事や休憩スペースも確保されているので、快適に研修に集中する環境が整備されています。
研修後の宿泊のための客室も整備されており、インターネット環境、冷蔵庫、アメニティーなども整っているケースが多いので、参加者がプライベートな時間もゆっくりと休むことができます。

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グランピング
近年、宿泊研修やオフサイトミーティングに注目されているのがグランピング施設です。グランピング施設とは、参加者が、着替えなどを持参するだけで、キャンプが楽しめる施設のことで、手軽にキャンプが楽しめる点が魅力的で近年話題となっています。
自然の中で過ごすことで、コミュニケーションの活性化や、モチベーションの向上に効果が期待できます。

参加者に好評なアクティビティ

研修の目的次第ですが、グループ力やチーム力を高めるためには、研修にアクティビティを取り入れることは有効です。
アクティビティとは、活動とか行動を表す言葉ですが、旅行先での遊びの総称として広く使われています。研修でも学習する場面だけでなく参加者同士で遊ぶアクティビティの場面を設定するのも効果が期待できるでしょう。
アクティビティによって通常の研修では得ることができない社員同士のコミュニケーションやチームワークが育成される機会が生まれる可能性があります。
ここでは、参加者に好評なアクティビティを4つご紹介します。

(1)チームビルディングにおすすめアクティビティ
ラフティングやキャニオニングなどのアウトドアや、女性の参加者が多い場合は、陶芸やガラス工芸、アクセサリー作りといったものづくり体験や、着物や浴衣のレンタルなどの文化体験が喜ばれるでしょう。

(2)グループで参加できるアクティビティ
大人数で楽しむアウトドア、親睦を深めるキャンプファイヤー、クルージングやシーカヤックなどのマリンスポーツなど、グループで参加できるアクティビティは参加者のコミュニケーションやチームワークが育成される機会となります。

(3)雨の日でもできるアクティビティや体験
雨の日でも対応できるグランピングなどの屋根付き施設でのBBQや、室内できる人狼ゲームや脱出ゲームなどを考えておくのも良いでしょう。

(4)スポーツイベント
参加者が多い大規模な研修会であれば、運動会などのスポーツイベントを企画するのもアイデアのひとつです。運動会以外にも、野球大会・ソフトボール大会、フットサル大会など、スポーツイベントを取り入れるのも良いでしょう。

参加者に嬉しい設備一覧

宿泊を伴う研修は、長時間、施設の中や施設の周辺で過ごすことを考慮して、日帰り研修以上に研修中に過ごす環境が重要になります。
研修の環境がいいと社員のモチベーションが上がり、研修効果が向上することが期待できます。ここでは、参加者にとって嬉しい施設や環境のポイントを4つ紹介します。

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(1)設備
設備としては、まず参加者の人数に適した大きさと研修の形式に合った研修室が必要です。照明や冷暖房、空調、トイレ、ロビーや休憩室があるかも重要です。
そして、研修室には、インターネット環境や、プロジェクター、スクリーンなども必要でしょう。
設備が充実していれば、持込む機材や備品が少なくなり参加者にとって便利です。コピー機、DVDデッキ、モニターなどの各種機材や備品が調達できるかも確認しておく必要があるでしょう。

(2)付帯施設・周辺施設
会場以外の付帯施設については、女性が多い場合はリラクゼーション施設、男性が多い場合は露天風呂や大浴場があると参加者の満足度が上がります。
参加者同士の親睦を深めることを目的のひとつとする研修の場合は、バーべキューやアスレチックなどができる周辺施設があると活用できるでしょう。

(3)宿泊室
宿泊する部屋はなるべく個室が良いでしょう。
禁煙・喫煙、インターネット環境の確認も必要です。アメニティーグッズや寝間着の有無も参加者に事前に連絡しておく必要があるでしょう。

(4)食事・サービス
設備以外にも食事・サービスにも参加者が嬉しいポイントがあります。
食事はアレルギー対応以外にも、毎日メニューを変える、複数のメニューを選べるなどバリエーションが充実していると参加者に喜ばれます。お菓子や飲み物、夜食のサービスなどが対応できるかも確認しておくと良いでしょう。

まとめ

宿泊を伴う研修は、社員間の親睦を深めたり、オフィスとは異なる環境で様々な意見や新しい考え方を共有することができ、スキルアップだけではなく、コミュニケーションの活性化や、モチベーションの向上にも効果がある。

・宿泊を伴う研修は、人数や目的によって「研修特化型ホテル」「グランピング」など、適した施設タイプが異なる。

・グループ力やチーム力を高めるためには、研修にアクティビティを取り入れることは有効である。

・参加者にとって嬉しい施設や環境のポイントは「設備」「付帯施設・周辺施設」「宿泊室」「食事・サービス」の4つである。

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